サンプルの宝庫"Splice"はマジですごい　【1年レビュー】

以前、記事で少し触れた事ありますが今回はSpliceについてお伝えしようかと思います

Spliceは端的に言うとサンプル音源のサブスクです　また、サンプルの他にserumやstudio  one等のプラグインの販売やレンタル（最終的に買取）とかserum等のプリセットも販売してます

サブスクなので毎月決まったクレジットを購入し、欲しいと思ったサンプル音源やプリセットをダウンロードする際に払っていく感じのサービスです

他にも色々な機能があるみたいですが僕はサンプル音源とプリセットを購入するだけの機能をメインに利用させて貰ってます

ちなみに僕のserumはここからレンタル中です　月10＄位で借りて2年後に僕の物になる感じっす

なのでレンタルというよりローンな感じです（Spliceの中ではレンタルという表現になってます）

ちなみに海外のサイトなので僕はPayPalを使って支払ってます

料金形態ですが

100クレジット　7.99ドル

300クレジット　13.99ドル

600クレジット　21.99ドル

1,000クレジット　29.99ドル

になってます

他にプラグインを購入またはレンタルする場合はこれにプラスという事になります

※サンプルは1ファイルにつき1クレジット、プリセットは3クレジット

僕は100クレジットで1年ほど利用してますがまあ満足ですね

最初のウチはバンバン音源をDLするので少し足りなかいかな？とか思うけど一度DLした物はずっと使えるので音源はどんどん溜まっていきます

毎月100コのサンプルがDL出来るので年間でいうと1200コのサンプルになります

Spliceはおそらく毎日結構な数が新たに公開されてますのでサンプル音源は膨大でジャンルもEDM、DUB STEP、TRANCE、HIP HOP、POP etc…と多岐にわたります

利用システムだけどサイトから直で自分のローカルにDLするのではなくアプリ経由になります

（Mac / Winの）アプリを立ち上げると下記の様なウィンドウが開くんですがここに購入したデータが格納されます

格納と言っても購入時はローカルにデータは入ってません（多分）

かなり音源がたまっていくのでクラウド上に保管されていてここで整理されてるので必要な時に自分のローカルに入れていく方式です

なので、全て自分の方で管理したい際は毎回購入時に自分のローカルに入れる必要があります

ただ、僕はそんなの面倒なのでこのアプリ経由で必要な時にDLして使う感じっすかね

シンセ音源のプリセットは全部ローカルに入れないとシンセに反映しないのでそれはやってますけどね

アプリのUI　楽器ごと、よく使う物との部類で分けれます

ざっくりと概要はこんな感じです

ここからは実用的な話になりますがサンプル音源で作曲する人って僕のまわりでは全くいないです

100％MIDIを打ち込むか実際に弾いたり歌ったりして作曲してます

まあ、それが王道ですもんね

僕も1年前までそうでした

随分前からサンプル音源やMIDIデータを欲しくてたまらまかったのですが福袋要素が強い物に高い金額を払う事が出来ませんでした…（たまにYouTubeで配ってるけどね）

という事でサンプルで作曲する機会が無かった事もありますがサンプルで作曲するのは卑怯！と思ってる節もありました

が、一度えばわかるのですがサンプルは使った方が自分の見聞も広まるしクオリティも上がるので利用した方が良いと今は思ってます

世界中のプロデューサーも使用してますので、もはや現代の常識になりつつありますね

もし、興味はあるけどサンプル音源での作曲の仕方が分からないという方は一度下記の様に作ってみてください

これが一番簡単な方法です（DAWは使ってね）

●Spliceのサイトからサンプルを探す際、【LOOP】に設定し楽器ごと同じBPM、同じキーでファイルをDL

●それをDAWに反映させる

これだけです

※LOOPはフレーズ、ONE SHOTは単音の意味

ただ、これだと全員似た曲しか出来ないのでやり方覚えたら色々と試していく感じが良いですね

他ジャンルのサンプルを組み合わせるとか自分が弾いたピアノにリズムだけ乗せていく、ラッパーはリズム＆ベースだけ利用するとか色々と試す事が良いと思います

こうすれば作曲出来ない方も、簡単なのにものすごいクオリティでオケが仕上がります

本当にチートですね

初心者だけではなく、曲を量産する事が容易になるので安いギャラに提供するとかでも良いのかなと思います

ちなみにサンプルは著作権フリーです

下記は25トラック使用してますが全てサンプルです

制作時間は構想は出来てたので4時間程ですが、その内半分がサンプル探しの時間だと思います

つまりサンプル探しのコツがキモっす　サンプルさえすぐ揃えば短時間で出来ます

1分半位の曲でサンプルは25種

その曲がこれ　もう1曲は15トラック位

↓

てな感じです

現代は機材が発達して安価な金額でおそろしいクオリティの機材が世の中に蔓延してます

ネットサービスも同じ

僕の知り合いのお子さんは中学1年生ですが楽器は全く弾けないけどガレージバンドで結構な作曲をしてます

本当におもしろい世界ですね