Xfer SERUM ソフトシンセ ギタリスト目線の1ヶ月使用後のレビュー
タイトルの通りですがXfer社のソフトシンセ【SERUM】の1ヶ月使用後のレビューになります
わざわざギタリスト目線と入れてますのは僕がヘタッピという意味もあるけどどちらかというと本職向けではなくバンドやってる人が使う人の目線かな
なので、別にギタリストだけでなく同期やってるバンドの人、もしくはこれからやる人だったら何か意味ある記事かもねー
ギタリストと入れてるのは僕がギター弾きなだけなのであんまし意味はないっす
先に結論です
とても良いシンセなので購入はもちろんアリなのですがこれから同期のバンドをやりたいとか、初めてシンセを触るとかの人は他のPCM音源(下記にざっとですが概要説明してます)の様なソフトシンセにした方が簡単かなと思います
このシンセは基本、自分で音を作ってストックしていく物だと解釈してます
初めてシンセをさわる方だと音作りの段階で心が折れると思うし、わかり易さを求めるなら他のシンセの方がと思います
僕が偉そうな事を言いたいのではなく似た様なレベルなので気持ちはわかりますという意味です!
また、Massiveとかあんな感じのぶっといリードとかベース音が欲しい人はもちろん買いだと思います
色々なYoutuberやブロガーが絶賛してますし、音の作りやすさ、クオリティ、操作性も満足してます!
サードパーティのプリセットもよく販売されてるしFREEもみかけますので音作りがあまりうまく作れない僕でもお金で解決出来ますwww
海外のサイトだけでなく日本にもユーザーが多いのでYouTubeやブログにも情報はいっぱいありました
この1ヶ月使用してて分からない事は大体Hitしたのであまり困らなかったです
まあ、シンセ本職の方からしたら鼻で笑われる記事かもしれませんがお付き合いくださいませませー
GW前の4/28頃に購入しました
今回の購入先は【SPLICE】というサイトからです
こちらは面白いサイトなので今度記事にしようかなとは思いますが購入と言っても一括ではなく分割で購入しました
カードで分割とかでなくSPLICEでは毎月9$だったかな?20何回かに分のレンタルという項目で借ります
その日程を満了すると自分の物になるっつーシステムです
なので2〜3ヶ月で飽きたら2〜3千円の出費ですむってわけですね
僕は今の所最後まで払うつもりです
特にレンタルだからって定価より高くなって事はないかな
あってもちょこっとだけだと思う
あと、大事な事が一点あってこの状態でレンタルの場合、SPLICEのアプリを立ち上げないとSERUMは起動しないっす
レンタル期間が終わったらさすがに解除されると思うけどどうなんだろう???
SERUMは出ておそらく2〜3年位経ってるソフトで、発売当初から欲しいなーって思ってました
今年のGWは外出自粛期間真最中でしたのでこのタイミングでポチってしまいました
こんな感じで買い物する人増えたみたいね
とまあこんな感じで購入
以前、SPECTRASONICS 社のOmnisphere 2の記事を書きましたがあれもソフトシンセです
ただ、向こうはPCM音源と言われるサンプラー的なシンセです
端的に言うとメーカー側ですでに音を入れといたんでプリセットのまま使いましょう そのかわりプリセットはアホほど入れといたからな!という感じのソフトです
SERUMは違くて【ウェーブテーブル・シンセ音源】と言われるカテゴリーにあるソフトシンセです
考え方が真逆でこっちも端的に言うと波を掛け合わせたりいじったりして自分で色々と音色を作りなーって感じです
かなり乱暴な説明ですけど僕はこんな解釈です
いつも僕が言うけど機材はどっちが良いとか悪いとかではなく役割違いですね
因みにウェーブテーブルシンセ音源は冷たーいデジタルっぽい音で自然界にこんな音なんて無いんじゃないって感じの音です
なのでピアノとかオルガンとかああいうのはPCM音源の方の位置づけかなと思います
ジャンルで言うとEDMとかDUBSTEPとかあんな類のですね
TRANCEでもテクノでも使えるだろうけどSERUMは新しい感じの音なので合うかどうかは分からないっす
まあ、あんな系統です
HIP HOPとか詳しくないけど同じDANCEミュージックでもああいうアナログ感を強めに出す音楽にはほぼ使わないんじゃないのかな
公式ではないけどプリセットが紹介されてる映像っす こんな感じ
↓
書いた内容伝わったかな?
僕はウェーブテーブル・シンセ音源はWavesのCodexやElementというの昔購入した事があって今でも使ってます
あっちは安いから音もそれなりだけどそれこそWavesのプラグインで弱い所を少し強調すれば使える感じ
SERUMの肝心な音だけどキレイというのはもちろんで、音がすごく強いというのが第一印象です
音圧で表現があってるのかな?
時代が少しズレてるけど多分Massiveとかが対抗馬かと思ってます
Massiveよりは新しいソフトなので色々と便利機能だったり整理されてる様に感じたよ
Massive持ってないので偉そうな事言えないんだけど知り合いが持っててよく触らしてくれました
あっちは使い方が正直難しく何やってるんだかちゃんと把握出来ませんがSERUMはその辺のUI的な要素から言ってもギタリストが最初に触ってもわかると思うな
ただ、シンセの流れが分かってないと全く理解出来ないと思うので概要は前持ってしっておけば大分ハードルは下がると思うよ
凝った音はさすがに最初からは厳しいとは思うけど結構出来ると思うよ
僕はヘタッピだけどねー
YouTubeとかでシンセの音の作り方やSERUMの説明とかいっぱい落っこちてるのでそれ観ると一目瞭然だね
英語ばっかだけど日本語もあるでー
各サイトでも【業界標準】と書いてあるのを見かけますが日本でも世界でもユーザーはすごく多いよね
なもんで販売してるプリセットも結構多い!
全く音が作れない人でもプリセットを後から購入すればかっこいい曲作れるから安心だね
言い忘れたけどSERUMのデフォルトのプリセットは少ない上にあんまし使い所が無いかなーって思ったよ
SERUMは先のプリセットのDEMOの映像を見てもらうと分かるんだけど冷たくゴリっ!とかブリっとかベースの類だったりリードが強いソフトなんだよね
Padとかあるけどフワ〜って感じのがなくそっち系を求めるならSylenth1の方が良いとか誰か言ってたな
持ってない所で伝えてしまって申し訳ないけど
でも、僕もそう思うよ
Sylenth1も古いソフトなので今時のSylenth1の対抗馬ソフトが他にあるかもね
因みにSylenth1はAviciiが良く使うって有名ですよね!
Aviciiの代表曲の一つですね 本当に素敵なメロです シンセのメロが印象的!
話はSERUMに戻ります
同期を使ってるバンドの方がアナログ楽器の音圧に負けないか?という疑問があるかも知れませんが僕は問題ないと考えてます
そりゃ、何も考えず爆音でならしたら何の楽器でも埋もれてしまうけどちゃんとバランス整えてあげれば問題ないと思ってます
リハでは狭い所でやるのでモニターしずらいですがライブではどの箱でも問題ないですね
コロナでリハもライブも当分出来ないので検証はしてませんがMassiveくらいの出力というか音圧があるので問題ないと思ってますし世界の有名プロデューサー達が使ってるのでこれでダメなわけがないと思ってます
ウチのバンドではMassiveで作ったtrack make(同期用のオケ)もあるんですがアナログ楽器に負けずライブ出来てますよー
なのでSERUMでもというかSERUMだったら問題ないんじゃないかなーと思ってるので心配してないっす
ただ、iphoneとかからの出力とかはわかんないや
問題ないと思うけどウチはいつもI/Oで出力してるので心配していないけどハードの依存はある程度関係してくると思うのでそこは注意だよね
本当はざっとでも音の作り方を説明しようかと思ったけどYouTubeでわかりやすい動画が多く出てます
こちらの方が文字面より絶対わかりやすいので僕の方は止めておきますね
シンセを触るのが初めての方は画面いっぺんに見ると難しそうに見えますがブロック毎で見ればわかりやすいです
特にSERUMはわかりやすい方だと思います(Massiveに比べてだけど)
他のシンセは知らないけどSERUMは波形がめちゃくちゃ用意されてます
サイン、三角、のこぎり、四角の4種くらいしか知らなかったんだけど、この4つを少しづつ崩したりすでに掛け合わしたりした波形がいっぱい用意されてるので多彩な音作りが出来ます
大まかなカテゴリーわけにもされてるので選びやすいですよ
僕はアルペジオを作るのが好きで色々と勉強してるなかで複雑怪奇なアルペジオも出来るのがわかりました
僕はそこまでの技術がないので誰かが作ったプリセットを見ながら勉強してますがSERUMはかなり凝った事も可能なんです
まあ、自由度が高いという事ですよね
UIが良く深くまで追求出来るので楽しいですよ
頭が良い人達が作ったんでしょうねー
とても優秀なソフトシンセはユーザーが多いので情報が多いのでこの辺は購入後も助かります
ただ、技術的な事はどこに聞けば良いのか分からないので(メーカーなんでしょうけど)何かあった時は怖いかなー
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