これからパソコンで作曲活動したい方 〜準備やら何やら〜(超初級編)
たまーに「パソコンで作曲するのに何が必要なの?」と聞かれます
今時はネットを漁ればこの手の情報は色々と出て来ますが僕が聞かれた際にすぐ対応できるにまとめておこうかなと思って記事にしました
初心者の方はもちろん、中学生でも理解できる様になるべく簡単に説明したいなと思ってます
僕の主観がバリバリ入ってますけど
後、一番大事なお話をします
パソコンで作曲する事をDTMと言うんですけど、ご自身の年齢は気にしないでください
40歳超えてるとか50歳超えてるとか、はたまた中学生だからとかは全然関係ないです
DTMの良い所は年齢関係なく若くてもベテランでも等しく作曲できますし、覚える事項もさほど難しくないです
もしかしたらベテラン年齢の方が言葉等の覚えは早いかもです
むしろ覚えてから自分を納得させるまでが一番難しいと思ってます
以下ですが、スタートアップするための必要最低限になります
1)パソコン
よく貰う質問なのですがMacが良いのかwinでもOKなのか?と言うです
僕はMacでずっと制作していてwinをよく知らないのですが正直今時はどちらでもOKかと思います
ご自身の都合の良い方で問題ないと思います
それよりもメモリの方を気にしたが方良いと思います
僕は16G以上をおすすめしますが将来的には32Gは欲しくなると思います
8Gでも出来ないわけではありませんが場合によっては制作途中で落ちたりする恐れもあり、その場合作業が保存されていない事もあるので注意が必要です
また、CPUやSSDやHDDのに関してです
CPUは今時のパソコンなら問題ないと思いますが安価で2〜3万とかのHP閲覧用のパソコンとかですと正直制作は無理かと思います
映像制作まではいかないのですがリアルタイムで音を録音をするのでそれなりにマシンスペックは必要になります
では具体的にどの位なのか?と言うですがDAWと言うソフトが必要になるのですこの各ソフトに必要最低限の環境がHPとかで調べられます
この最低限の環境はマジで最低限と思った方がよく、出来れば余裕持った環境のパソコンをご用意された方が良いと思います
ちなみに、Macの場合ですが現行とかならスペック的にはどれでも問題ないと思うのですがM1チップがDAWやサードパーティのプラグインが走るかどうかチェックした方が良いかもです
2)DAWソフト
DAWとは制作するソフトの事を言います
DAWの話に戻りますが僕らはホストとか言ったりもします
(僕が思う)代表的なDAWは
・pro tools (業界標準)
・cubase (Yamahaがバックなのでサポートも充実)
・Ableton Live (EDM系のプロデューサーは大体これ)
・studio one (cubaseに使用感近いらしく動作も軽いらしい)
・Logic pro (Macのみ Macとの互換性は流石に良いみたい winはNG )
他にもあるのですが大体の方がこの辺を使われてる印象です
DAWもどれを選ばれても問題ないですがいくつか注意点があります
細かい注意は省きますが一番大きいのは最初に選んだDAWは中々次に乗り換えられません
苦労して覚えたソフトを中々捨てられないからです
なので最初の選びは重要かと思います
僕の主観ですが、友達がこのソフトを使ってるから同じソフトを選ぶのはあまり良いとは思えません
理由としてはその友人はサポートセンターではないのでいつも繋がるわけでもないし、何度も
聞くのも迷惑ですしね
なのでサポートが充実してるメーカーやYouTubeの動画にHow toをいくつか見て自分にあったDAWを探した方が良いと思います
因みにMacにはGarageBandと言う無料のDAWソフトがあります
すごく簡単に触れるのでここから始めるのも良いとは思うのですが無料なだけにやれる範囲がかなり限られてます
最初なのでここから覚えたいと言う方もいらっしゃるでしょうが、このソフトで覚えると次にステップアップする道はLogicになるのかな?と思ってます
他のソフトに移行すると最初から覚え直しになるからです
なので、最初からLogic行くつもりなら良いんですけどね
購入の仕方ですが基本オンラインからDLします
cubaseとableton(確か)はお店で買えますが箱の中には紙ペラ1枚だけあって結局DLする事になります
なので基本どのソフトもDL〜インストール前提と思ってください(多分w)
その際、多くのメーカーでアカウント作成が必須になります
メーカーでアカウントを作成し、ユーザーは何の商品を使うのか情報を作る必要があります
※不正使用防止のためですね
ここでつまづく人もいるのでサポートが充実してると良いと思います
DAWには音源ソフト(鍵盤関係やドラム等)とMIXやマスタリングと言う作業を必ずする事になるソフトが付いてます
MIXやマスタリングの意味ですが簡単に言うとエフェクター(音を変えたり補正したりする道具)ですね
1例ですが歌を録音したらコーラスとかリバーブとかディレイを掛けたくなりますよね?
ドラムやベースにコンプレッサーを掛けたりとか
超簡単に言うとあんな類です
他にも色々あるのですが今は割愛しますね
各ソフトに音源やエフェクターが入ってはいるのですが、初心者の時はここで覚えられますので活用しましょう!
ネットにも色々とHow toが出てます
初心者から脱却する頃には物足りなくなってくると思いますのでその時はサードパーティー製を世界各国のメーカーから購入する事になリマス
そこからがDTM地獄の始まりですw
まあ、少し先の話になる事なのでここまでにしますけど
また、各ソフトに色々なグレードがありまして、無料版もあれば最高級版もあります
各メーカーの共通するグレードの違いですが
・音源ソフトの数(後で説明します)
・MIX時のエフェクターの数(後で説明します)
・トラック数やMIDIトラック数、プラグインの掛けれる数
大きく分けてこんな感じです
音質の良し悪しではなく、そのソフトがフルに活用出来るのか?それもと中途半端か?と言う事と思ってください
最初は無料版でも問題ありませんがすぐに出来る限界が来ちゃいます
人にもよるのですが簡単に言うと一番高いグレードだと今後何も考えず作業できます
それより低いグレードだと何かしらの不備が出る可能性がある位と思ってください
(こういう風にしたいのに出来ない!とかの感じ)
後、音源の数も少なくなります
最高級のグレードにはこの音はあるけど無料版には無いとかね
ただ、別に最高級のグレードまでの仕様&音源は必要ないとか、DAWのプラグインではなく、サードパーティのプライグインソフトで揃えたい人もいると思います
そう言う人は自分にあったグレードを買えば良いと思います
迷ったら一番高いグレード買えば今後何も制約はなくなりますので無難かもね 少しお金かかるけど
注意としてはDAWによりましては1〜2年に一度、verがアップデートされます
その度に、1〜2万位払うのでメーカーにお布施を払い続ける事になります!
まあ、数回に1回のアップデートでOKなんだけど急に上げるとUIが全然変わってて初めて扱うソフトかと思う位、わけわからなくなる時もあるので2回に1回位は上げるのが良いかな?と思います
あとはOSとの兼ね合いもあるのでそこをよく考えながらアップデートするかスルーかを自分で決める必要があります
(同じverを使い続ける事も出来きるけどご自身のパソコンのOSが変わるとDAWの方が対応出来なくなる可能性がありますんで)
それ以外にも色々とアップデートされるので毎回とは言わないけど定期的にverを上げた方が良いです
3)オーディオインターフェース
パソコンとDAWだけだと自分の歌やギター、ベース、ドラムの録音ができません
オーディオインターフェースが無くても音源ソフトや音源素材があればやろうと思えば曲を作れますが、どの方も基本オーディオインターフェースは必要と思ったが良いです
オーディオインターフェースのざっくりとした役割ですがアナログから入った音をデジタルにしてくれれるのと、デジタルの音をアナログにして出すための機材と思ってください
めちゃくちゃ簡単に言うと
↓
マイクで歌う(アナログ)
↓
オーディオインターフェースに入る
↓
アナログの歌声をデジタル変換してパソコンに送る(オーディオインターフェースの仕事)
↓
パソコンがデジタル信号で受ける
もう一つあって、この逆になりますがパソコンのデジタル信号をオーディオインターフェースを経由して外付けのモニタースピーカーに送ると言う事です
この変換作業ですが実は音をキレイに録音するにはオーディオインターフェースの質にも問われます
難しい事は省きますがどんなに良いマイクで歌ってもオーディオインターフェースの性能が悪いとマイクの性能は発揮しません
ただ、初心者の方にどこまで伝えるのか難しい問題ですが、よく聞く話としては初心者は1万円位の有名メーカーならばどれでも良いんじゃない?と言うですがマジの今の時代だと1
万位でそこそこ聴けちゃいます
ただ、すぐに買い換える可能性があるので出来れば3万位のもうちょい良い方が幸せになりますし結果長い期間使えると思うかな
予算の都合がある事も痛いほど分かりますがオーディオインターフェースってケチる場所ではないんですよね
まあ、安い物でも音は出るし買う前は音の違いも分からないのでケチりやすい箇所になっちゃうんですよね
メチャメチャに良くなるわけではないですが予算を3万位にするだけで1万円クラスよりは全然良くなりますよ
4)モニタースピーカー&モニター用ヘッドフォン
スピーカー&ヘッドフォンにはリスニング用とモニター用が存在します
リスニング用は音楽を楽しめる様に各メーカーが音を味付けして変えちゃってます
低音出したりとか煌びやかにしたりとか
その為、装飾された素の音ではないのでMIX〜マスタリング作業がしにくくなります
では対してモニター用は超簡単に言うとフラットな音です
MIX作業とは音のバランスを取る色々な意味で大事な作業です
たまにリスニング用でMIXされてる方がいらっしゃいますがお使いの製品によってはMIXが難しいかもしれません
MIX後のデータが変に低音スカスカになったりとかね
因みにスピーカー&ヘッドフォンの選ぶ際の注意点として心がける事は両方とも音の出口と言う事です
音の出口は大切なんですよねー
僕はギター弾きですがキャビネット(ギターアンプのスピーカーね)には気を付けてまして個人的主観ですが音質の6割はキャビネットで変わると思ってます
実際、同じメーカーのスピーカーでも型番が変われば音は全然変わりますしね
ここは注意です
ここのパーツね ヘッドフォンにも小型のスピーカーがあるので同じですね
5)MIDIキーボード
これは無くても作曲は出来ますが無いと結構な地獄を見る事になります
用途ですがピアノやシンセみたいな鍵盤楽器は勿論、ドラムの打ち込みでも使用できます
キーボードでドラムって意味分からないかも知れませんが、例えばドがバスドラでレがスネアでソがハットとか音が最初から割当てされてて、鍵盤を叩くとドラムが鳴るんですねー
かなり便利アイテムなので早めにGETする事がおすすめになります
例えばドラムのリズムパターンを作る場合、MIDIキーボードが無いですとマウスと1音1音ピアノロールに打ち込む事になるのですが、ただの余計な修行になるだけなので早めに回避した方が良いと思いますよ
ここにあるの全部マウスで1つづつやるのは超面倒です 音の長さや強さもここで調整します
今はメルカリとかでも安く売ってるからそっちからで良いしね
因みに初心者にはどの機材が良い?とか言うのはないので何でも良いと思います
ただ、人によりますがミニ鍵盤だと安いけど少し打ち込みしにくいかも知れません
僕はフルサイズの方が好きです
まあ、デメリットもありまして機材が大きくなるので机のサイズによっては邪魔になってきますので注意です
あと、機種によっては再生や停止ボタンのトランスポートも付いてるMIDIキーボードもあります
あると作業が楽になりますよー
※自分のDAWに使えるか確認が必要
初心者でまず揃えていく物はまずはこんなもんですかね
※楽器やマイク、ケーブル類がある前提なのでその辺は省いてます
まずはこんな所からのスタートになるかと思います
おそらくDTMを始めてから半年から1年経ったあと位には色々とサードパーティのプラグイン等欲しくなると思いますがそもそもプラグインという言葉の意味が分からないと思いますのでまずは音が録音出来る状況まで持っていけると良いですね!
DTMは挫折率が非常に高い趣味と言われてますが最初の辛い時期さえ越せば色々と人生の役に立つ時が来るかもね
まあ、DTMは純粋に面白いし
動画を今後作りたいという人は親和性も高いので是非頑張って見てください!
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