新しい友達のMesa Boogie 2x12 Rectifier Vertical Slant Guitar Cabinet くんです
すっかり春ですね 陽も1ヶ月前に比べると大分ながくなりましたね
以前からというか、ずっと欲しかったキャビをGETしちゃいました
Mesa/boogieの2x12 Rectifier Vertical Slant Guitar Cabinet です
キャビはこれまで何台か持ってはいたのですがMesaは初です
10代の頃、生意気にMesaのアンプ(もちろん中古)は持ってましたがマーシャルの1960で鳴らしてました
まあ、新品だと高価ですからね
今回も長文ですし、実際にこのキャビに触れてるのは半分位進んだ所からっす
前置きがかなり長くなります…
永年の想いと僕の超偏った考えをダラダラと紹介させていただきます
今回最終的に残った候補がMesaとBognerでした
僕はラウド系の音を好むのでこの様な選択になるわけです
大体の方(僕の体感上)はこの二択ですとBognerに流れる傾向が多いですね
その気持はすごく分かります
値段差もあってBognerはMesaの約倍位は高価なので完全に高値の花ですね
とは言ってもMesaも高価ですのでBognerがいかに高価な物かというのはググるとすぐ分かります
今回僕は値段で決めた訳では勿論ありません
値段だけで楽器を選ぶと(何も考えず安価な方をチョイスするという意味)後で後悔しますね
キャビを購入する時は今まで中古しか狙ってなかったのですが、今回はスピーカーの状態が良好な物が欲しかったので新品を買いました
中古の多くが10年落ち位なのでスピーカーのおいしい時を越えてるのが多いと感じます
だったらスピーカーを交換すればという問題があるのですが僕が欲しいスピーカーがセレッションのヴィンテージ30という物でスピーカーだけを購入しようとすると中国製しか購入出来ないんですね
英国製がバラで買いたくてもどこで売ってるのか分からないんです(僕が知らないだけだと思いますが)
中国製を馬鹿にしてるのではないのですが僕は英国製の方がどうしても欲しかったので新品を買うしか選択肢がないんです
Warehouseにアメリカ製のVintage30みたいのも出てるらしいのですがこちらはスピーカーを交換する時にトライしてみようと思ってます
(ベテラン30とか言う名前で販売されてます こちらの評判はいいみたいですが僕の方で情報が全くないので今後情報が得られたらレビューとかするかも)
まあ、色々興味がありまして今回は新品が欲しかったわけです
Mesaを選んだ理由ですが単純にMesaの製品が好きで僕が普段使用してるパワーアンプもMesaなんでという事もありましたしMesaのキャビはリハスタで置いてるのをよく使わさせてもらってたので自分でも所有したかったんです
Bognerもすごい良いんですがMesaの方が個人的にはクセが少なく感じてますので音が作りやすいかな(Mesaの低音が嫌という人もいるかもね)
というか僕が狙ってる音がMesaよりなのだと思います
少し乱暴な言い回しになりますがキャビで音が変わるなんで知らないと言うか軽視される方は多いかと思います
僕も大昔はキャビなんて何でも良いやとか思ってたし音の支配なんてアンプとギターで構成されてると思ってました
僕がそうだからという訳では無いですがアマチュアのギター弾きはそういう風に思ってる人は多いのではないでしょうか?
もっと言っちゃえばそこまでも考えた事ない方は多いかも知れませんね
キャビで音はかなり変わります
ググるとよく書いてあるのは出音の50%は云々…とあります
50%は言い過ぎだと思いますが確かに変わります
例えばリハスタにあるマーシャルのキャビ(1960)ってどこでも置いてありますよね
これにMesaのアンプを繋ぐとMesaの良さが潰される気がしてます
マーシャルが悪いわけではなく、1960にはVINTAGE30ではなくセレッション製ではありますがキャラが違うスピーカーが乗ってるんです(その音が好きな人もいるかも知れませんが)
なのでメーカー思い描いてる音が違うので変わってくるし、ギタースピーカーだけでもアホ程種類があるんですよ
メーカーも多数ありますし、スピーカーサイズも1種類じゃないんですよ
主流は10か12インチですね 僕は12インチばかり使用してます
あと、木材でも音は変わりますし(ギターが木材で音のキャラが変わるから理解出来るますよね?)Bognerなんて木材の内側にアルミを貼ったキャビもあったりします
あと、裏側の木材の締め切り方でも音が変わるんです
リハスタでよく見ると思いますがマーシャルだと裏面が全部木材で締め切ってますが、JCやツインリバーブですと裏から見るとスピーカー見えてません?
あれも意味あるんですよ
メチャクチャ簡単に言うと
裏面全部締め切りタイプ(クローズドタイプ)→音の逃げ場がなく前方向に飛んでくる
裏面半分だけ出てるタイプ(ハーフバック)→音が裏面からも出るので広がる
※壁にくっつけるとクローズドと同じ効果も得られるけど難しいですよね
こんな感じです
インチ違いも音に影響があります
12インチは低音から高音までしっかりと出ると言われてますが実際の所僕は迫力が出る位しか分かってませんが…
こんな感じでまだまださわりですがキャビで音が仕様によって変わるんですよね
こんな状況から自分の好きな音色を再現してくれるキャビを探すのに時間はかかるのですが、かなり楽しいです!
今まで何台もキャビを購入してましたが今回かなり真剣に取り組みました
というのも今まではリアルアンプから音を出してたのですが大抵のキャビで音圧とか好きな音色はそこそこ得られましたのであまり真剣に考えてきてなかったのが本音かな
今回はfractalのAXE FX2の関係でかなり考えさせられました
mesaのパワーアンプで鳴らしてはいますがエフェクター部がプリアンプではなくデジタルなので綺麗には出るんだけど音の立体感が少なくデジタル臭が出るというかベシャって感じ音が出るのでこれを解消したかったんです
最初は歪だけプリの物をカマそうと思ったんだけど出来ればAXEだけで完結したかったのでね
ここからやっと今回購入したキャビの話になります
前段階がかなり長かった…
もっと書きたかったのですがいつまでも終わらないのでここまでにしよう
さて、今回Mesa Boogie 2x12 Rectifier Vertical Slant Guitar Cabinetを購入したんですが2発と4発でかなり悩みました
ヴィジュアルの問題も無いとは言いませんが鳴り方の問題と実用性の問題です
鳴り方ですがいつもお世話になってる両国サンライズの店長さんもMesaを使用してまして、よく相談してたんですが店長は4発押しでした 鳴り方が全然違うという観点です
これは俺も同感なのですが2発の理由は価格の問題ではなく実用性の問題がありました
ギターが2本のバンドとシンセがいるバンドと僕は2つバンドをやってるのですが4発だと鳴らしきれないんです
ライブの時もキャパが200〜250位の所がメインでまわってますのでリハと同じ位の音量にすると鳴らしきれないんですよね
あと、キャビの重量問題もあるし自宅で音作りだと4発だとかなり小さくしてからの音作りなのであんまし意味ないんですよね
リハん時に調整し直しってメンバーにも迷惑かけちゃうので個人練習でスタジオに何度も持っていくのもダルいしね(これは本当にダルい) 設定変える度に行くのは本当に辛い
なので2発にしちゃいました
行きつけの楽器屋さんも2発でいいんじゃない?って言われたのもあるけどね
価格なんですがその店が移転する上に今後はMesaはの取扱はやめるとかで安くしてくれました
まあ、そのお店に俺も貢献はしてると言ってもいい位は買い物はしてますが
価格は伏せますが4発ですがネットに穴が開いてしまったための新古品と俺が買った2発の完全な新品の価格差が3万した差が無かったのでかなり悩んだのですが今回は2発にしよう!となったわけです
自宅に届き早速ですが繋ぎました
ギター(PRS CUSOM22)→AXE FX2→Mesa boogie simul 2:90(パワーアンプ)→2x12 Rectifier Vertical Slant Guitar Cabinet
結論から言うとデジタル臭っぽいのがかなり消えて輪郭もハッキリするわタイトになるし、音量も4発に比べるとスピーカーを多少は鳴らせるので自宅での音作りもかなり出来きました!(都内のマンション住みなんで昼しか鳴らせませんが)
上記に書いたデジタル臭ですが実はベシャっとした平面ぽい出音がそう感じさせてたのかも知れません
大げさかも知れませんがAXEの音の良さが発揮出来た感じにも思えます
元々、僕の使用シミュもMesaばかりなので相性もありましたけどね
ストレスはかなり減りそうです
とにかく良い方向に変わったのは確かです
まあ、購入する前に何度も試してるので分かってた事ではありますが実際に所有すると感動しますしね
勿論好き好きというか好みもあるしどこがゴールかは個人それぞれなのでそこは個人ブログの独り言と思ってください
2x12 Rectifier Vertical Slant Guitar CabinetはというかMesa製品は8Ωが多いので購入する人はΩ数のチェックを忘れずに!
あと、2発はステレオ出しが出来ません
8Ωの口が一つともう一台繋げるためのパラレルが別に1つあります
4発の方(4×12)は確か4Ωになりますがステレオで出す事は可能なはずですので、代理店のキョーリツさんか楽器屋さんに問い合わせた方が良いですね
Ωの話なんでアンプもイカれるとマズイよね
今は考えてませんが、そのウチ2発をもう一台購入しステレオで出してるかもね
せっかく2:90持ってるんで
背面はこんな感じ 右はパラレルですね 僕は使わないと思います
因みに底面です 大きめのキャスターがスライド式で外れるというすごく嬉しい仕様 これは便利!
リハは今週末に入れるから試せれますがライブは来月に2本あるのでそこでなんとなくわかるかも知れません
1本はホームなんでそこだとじっくりレビューが出来るかな
書き忘れてましたがスピーカーは先に書きました【vintage30】が入ってます もちろん英国製です
その為に新品を購入したのですから
あと、初めて知ったのですが新品で購入するとキャビカバーがついてました
ペラペラのおまけではなくかなりしっかりしてますよ
ぶつけても多少なら確かに守ってくれる感じの物です
かなりしっかりしてるのでこれはびっくりしました
他もそうなんですかね? Bognerとか高価なメーカーはありそうですね
マーシャルはリハスタとかでビニール生地っぽいのを見かけた事があります
Mesaの好きな所ですが音も勿論好きなのですがやはり頑丈な所なんです
アンプリペア屋さんにも言われましたがMesaは作りもかなりしっかりしてるしハンダ付けもちゃんとしてるとか言ってましたね
それに引き換えLeneyは… まあ、値段の割にしっかりした音は出すのでダメになったら買い直してもという感じですかね
20年間使用してるから仕方ないのですがLaneyの修理代は新品を2回買う位はメンテしてるかと思います…
買い直すのは簡単なんですが少し改造してるし愛着も思い出もあるから中々ね…
話はキャビに戻しますがこちらもやはり頑丈かと聞きます
これに関してレビューは10年位使用しないと書けませんけどね
キャビって何気に倒しちゃうんすよ…気をつけても
そう何度も倒しはしませんが毎週リハの度に車で運び、月1〜2でライブしてるのですがどうしても目が離れた所で倒しちゃったりします
かなり重量(45〜6kg?)はあるし、その割に不安定だしね 以外に奥行きがないっすよね
まあ、仕方がないかな
(ただ、今回の2発も半分だからと言ってサイズも重量も半分になるわけではないんです
おそらく4発の60〜70%位のサイズと重量感です)
今はまだ念願のMesaのキャビを買ったばかりなので舞い上がってますが少しすればデメリットも出てくる事かと思いますのでその時はちゃんとレビューしてみますね
数年の想いがあったので長文になりましたが実はかなり端折ってます
Bognerをはじめ、色々な良さげなキャビがあるんですごく迷った上にここにたどり着きました
何度も言いますがキャビでかなり音は変わります
皆さんも音で悩んでたらキャビとかスピーカーを変えたらもしかしたら解決するかもね
ギターやエフェクター、シールドとか気にするけどキャビにも目を真剣に向けると良い事あるかも
まあ、デカイし重いしデメリットはたくさんあるけどさ
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